超重要理論、執着の分散理論
LOVE理論が好きすぎるのでもう一回LOVE理論の記事を書いてしまいます(笑)
「執着の分散理論」。とても重要な理論です。
世間では「ターゲットは一人に絞り、たった一人を追いかけ、たった一人を愛し抜くこと」が美徳だと言われています。ドラマや恋愛小説、映画などあらゆるメディアでこいういった物語が「あるべき恋愛」とされてきました。
なぜこういった恋愛物語を人は好むのでしょうか?それは「現実とは違う」からです。なぜディズニーがあそこまで流行るのか?なぜ皆ドラマなどの作り話が好きなのか?なぜスピリチュアルにはまるのか?
自然界の動物で、唯一人間のみが言葉を話し、理性を持ちました。その結果「世界」を認識できるようになってしまいました。
現実世界というのは弱肉強食、やがて死ぬだけという大変厳しくグロテスクな世界です。
そんな残酷な世界を人は直視できません。だから自然と人間を切り離す努力を続けてきました。
恋愛も同じです。人間はバグだらけです。聖人君子などいません。誰もが間違います。飽きます。だいたいにおいて、「愛」とういう概念自体、人間が勝手に作り出したファンタジーなのです。
…話がそれました。
恋愛とは確率のゲームです。100%はありません。いえ、イチローのような3割ヒッターすら不可能に近いです。
機械ではないので「確実」などありえません。
バグだらけなので、「イケメン」の定義も人によって違います。誰かにとって「可愛い」子が誰かにとって「ブサイク」であることなどザラです。
特にイケメンでもない大多数の人にとっては「振られる」が基本なのです。競争率の高いかわいい子であればあるほどそうです。
確率のゲームなので一人に全力投資すると、ダメだった時に全てが無駄になります。
一人に執着すると余裕がなくなります。必死になります。
その余裕のなさは「非モテ」感につながります。なぜなら一人に全力コミットしてるということは他に女がいないということだからです。
女性は「モテている」男が好きです。それは生物学的必然で、生物は子孫をなすべく多く残すために存在しているので、優秀な遺伝子の精子を欲しがるからです。
優秀な遺伝子とはたくさん子孫を残せる遺伝子です。つまりモテ男の遺伝子です。
モテ男とはたくさん女を抱ける男です。
巷のラブストーリーは純愛で美しいです。それは「自然」からほど遠いからです。
自然はグロテスクです。僕らは自然のものを美しいとは感じません。
(山の中で寝たいですか?人工的な家で寝たいですか?)
ラブストーリーは美しい人工物です。グロテスクな事実を覆い隠しているから美しいのです。
モテたければ一人絞ってはいけません。それを非モテコミットと言います。非モテオーラ全開になり、デートコースで悩みまくり、媚びまくり、長文ラインを送りまくり、ブロックされてしまします(笑)
リスクは分散せよ。卵は同じ籠に盛るな。
確率のゲームなので、試行回数を増やすことを第一に考えなければなりません。
たくさんアタックしましょう。たくさん振られましょう。そして見つけましょう。
それしかありません。
悲しいことですが、残酷な事実です。