僕は非モテに武器を配りたいーfight against central dogma

ドβ非モテ中年のナンパ活動で彼女を作る

ハンドテストについて(初心者向け)

恋愛工学では「イケるかどうか」の判定材料にするため、さらにボディタッチによって性的なモードにシフトされせるために手を繋いでみる「ハンドテスト(手つなぎルーティーン)」が推奨されています。

 

一般に推奨されているのは店をでてしれっと手を繋ぐやり方ですが、自分はこれをもうやってませんしコンサルを受けてる方に推奨もしていません

(あえてやるならば、そういうことしたらテンション上がりそうなノリの良い子に「散歩デートしよっか」って言って手をさっと出します。)

 

理由は、会ってそんなに経ってない女性と手を繋ぐというかなり不自然だからです(ホテルに誘導する有効かもしれないですが)。

外での手つなぎを拒否されて、ゴールしたことも何度かあります。(単純に恥ずかしかったと言ってました)。

非モテで初期の段階では手つなぎを拒否されるとかなりダメージを受けますし、空気もきまずくなるので手つなぎルーティーンはある程度経験を積んでからでよいのではないかと思います。

 

自分は初期のころ、これを無理にやろうとして変な汗かきまくってめちゃくちゃ気を使って非モテオーラ全開にし、おそらくとてもキモがられたであろうことを昨日のことのように思い出します。非モテが手つなぎルーティーン実行するのはかなり精神的な障壁があると思います(ない人はどんどんやればいいと思います)。

 

自分は基本的に店かカラオケで「手(ネイル)、奇麗だ(かわいい)ね。」と言ってボディタッチをします。そっちの方が外で人がたくさんの人がいる前でやるよりはずっと精神的な障壁が低いと思います。(これを拒否られた場合は引くことをお勧めします。)

 

自分は中年であることもあり、外での手つなぎには結構抵抗あったりします(笑)女性でも外でも手つなぎは恥ずかしいとか、会ったばかりの人との手つなぎは恥ずかしい(けどホテルはOKw)って子もいるので女性の性格をよく見極めて判断した方がいいんじゃないでしょうか。

 

カラオケでのギラつきですが、「恥ずかしがったらGO。嫌がったらSTOP。」だと思いますが、正直この見極めは慣れないと難しいかもしれません。

いや、慣れても難しい…。ホテル移動前提でどうやってギラつくか、どの程度ギラつくかについてはここには書けません(笑)

 

まとめ

①無理に手つなぎテストする必要はない

②ハンドテスト拒否られたら退散

③恥じらい(形式グダ)か拒絶(本気グダ)かを見極める目を養う。

 

 

 

 

初めてティンダーで直ホした話(グロ注意)

自分の初めてのティンダーの直ホの話はGW。ティンダーを始めてすぐ、少しボカしがありますがアラツーの可愛らしい子とマッチ。

 

メッセも可愛らしく、間違いなく性格も良い子であると確信。ティンダーは民度が低く、メッセ途中でブチられるなんてのは日常茶飯事なのですが、その子は律儀に丁寧に返信してくれるのでした。非常に食いつきが良い。

 

期待に胸膨らませ、いよいよ迎えたアポ当日。大阪駅23時という時間設定に勝利を確信し期待とジュニアを膨らませ、早めに待ち合わせ場所に到着し、待っていました。

 

LINEで服装を告げられ、その服装の子をサーチしていると見つかりました。なんと朝青龍ステロイド注射を108発ほど打ち込んだような女性が近づいてくるではありませんか。服装が同じであることと直立二足歩行であること以外に写真の女性との共通点を見出せません

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「………もしかして〇〇さんですか?」(頼む、お願いだから違うと言ってくれ!)

「…あ”い”」

「…」(ジーザス)

 

全く予測もしていない事態に頭が真っ白になります。彼女は遠方から新幹線で来てくれており、帰りの電車はありません。こんな最新のSFXでも不可能な、ピクサーもビックリの写メ詐欺を平気でするサイコパス妖魔である上に最強の兵法、背水の陣を敷いてきているのです。当時、ティンダーを始めたばかり、彼女と別れてペアーズを再開したばかりの自分にはこんなラスボスに太刀打ちするテストステロン値はありませんでした。

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「どこ行く?」(暗黒大陸帰ると言ってくれ!)

「ホテルでしょ(真顔)」

「…だよね。」(たわば!!)

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「誰かに見られたらどうしよう…。」で頭の中がいっぱいになりながらホテルに連行されます。もうしょうがない。一つの経験だと思って楽しく会話しよう。ホテル代は勉強代だ。腹を括ります。強盗の如くきょろきょろ周りを見ながらホテルインです。

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喋りまくってそういうムードを無くす作戦に出たのですが、横綱にそんな小細工が通じるわけもなく、襲われます。

しょうがないので少しはOMOTENASHIをしようと胸を触ってみます。

 

「ベチャッ」

 

汗だくでべちゃべちゃ。歩くとHPが奪われるドラクエの毒の沼に入ったような感覚です。すでにマインドブレイクでHPが大幅に削られ画面が青くなっていた自分ににはそれ以上動かすと致命性になりそうでした。

こっちが致命傷を食らっている一方で朝青龍は大きな声を出して「ああーん!」と叫んでいます。…むだにめちゃくちゃ感度が良い(笑)

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とりあえずHPを回復させようと、「ごめん、疲れたからちょっと寝るわ」と「逃げる」のコマンドを選択します。しかし相手は天下の横綱。そんな隙を与えてくれるはずがありません。しかもさっきのパイタッチでボルテージが上がりまくっています(私はアダムタッチ5段の実力者なのです)。

 

残念ながら回り込まれ(ボスからは逃げられてないのです)、唇を奪われます。

ドブの匂いが口の中を襲います。残りHPは1。屁でもこかれたら全滅です。

全滅だけは避けねばなりません。

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「汗かいたし、する前に風呂入ってくるわ。」風呂の中に逃げ込みました。籠城戦を挑みます。何度もそっと扉を開け、敵の様子を伺います。

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2時間の籠城戦の末、相手を眠らせることに成功し、やっとのことで平穏を手に入れました。粘り勝ちです。

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次の日の朝、チェックアウトの時間を偽り、起きたらすぐにチェックアウトを促します。横綱は「欲求不満やし別のセフレ呼ぶし。」と言って近くに住んでるセフレに一斉送信してました。驚愕なのは、その後すぐに何人かの男から返信が来ていたことです。

女子の穴モテはかくも凄まじいのか…。男は本当に辛いのです

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こうして命からがら逃げだしたのが自分の最初の直ホの思い出でした。

いやあ、生きてるって素晴らしい

 

「ティンダーには魔物が住んでいる」

 

直ホされるかたはこの事実をしっかり頭に刻んでおいて下さい。

 

まとめ

①ティンダーには魔物が住んでいる

②強い心が無いなら直ホはハイリスク

③最近の日本の若い女性の画像加工技術はピクサーをも凌駕する

初めてスト準即した話。

自分が講習以外でナンパ目的でまともに街に初めて出たのは2017の12月末か元旦頃だったかなと記憶しています。それまでは講習を受けても恐怖で街に出ることはできませんでした。「街に出る」この言葉だけぶるぶると一分間に4万回転くらいしてました。

 

最初の何日かは何時間もさまよった挙句、ひたすら地蔵して一声かけもせずに帰ってました。合流してた仲間と「街に出たことに意味がある」とか意味不明なことを言って意気地のない自分をただ正当化してました。

 

非モテセンターフォワード、劣等感のカタマリの自分にとってストナンはとんでもなくハードルが高く、あまりに辛いものでした。

 

なんとか声をかけられるようになっても女性の嫌そうな表情を見ると「ああ、罪もない女性を自分都合で不快にさせてしまった。なんて害悪な存在なんだ。」と自分を責めました。

100%の好意を120%の嫌悪で返される。これほど悲しいことはありません。

ギガデインマホカンタで返される経験をすると怖くて未知の敵にギガデイン使えなくなりますよね。まあ、自分の声かけなんてメラどころかレベル1の魔法使いの素手レベルなのですが。

 

しばらく出て、なんとか合流すれば一日に5声掛けくらいはできるようになった時少なw)、合流していただいたマーティーさんに「あの子可愛くないですか?」と指名して頂いた一人の子の連れ出しに成功しました。

 

その時のオープナーはamazonで買ったガラスの靴を持って「すみません、昨夜これ落としませんでしたか?舞踏会で。確かめたいんではいてもらっていいですか?」というものでした。

自分としては相当にイケてると思ってたのですが、思ったよりオープン率が低く、滑った時のダメージが大きかったです(笑)

あとオープンしたら笑ってくれるんですが、その後不審がられるケースが多かったですね。ただ、今思うともっと数やれば刺さる層人には刺さるオープナーだったのかなとは思います。また機を見てやってみるつもりです(笑)

 

自分は塩対応されるとメンタルが落ちまくり、すぐに地蔵化する豆腐メンタル野郎なので数こなせませんでした(これは今もです。ネトナンひと段落したらストを集中的にやって克服せねばなりません。)

 

その子はそのオープナーでめちゃ笑ってくれて「ちょうど夕ご飯食べてなかったんです。」とあっさり連れ出せました。成功する時はこんなものです。美容関係の仕事をしていてビジュアルもかなりかわいい20才くらいの子でした。

その日は時間がなかったのでおいしいカレーを食べながら当たり障りのない話をし、別日のアポを取って解散します。

 

アポまでのラインも途切れることなく、順調にアポ日を迎えます。

 

いつもアポに使う横並びカウンターのあるUの某焼き鳥屋。当時はまだまだ経験も浅く、即経験もほとんどなかったので打診がなかなかできず無駄にどうでもいいこと(相手の趣味であるわけのわからないアニメの話とか)を喋りまくります。

 

「まずい。早くホテル行かないと終電になるぞ。」

焦りますが、ビビッて言葉が出ません。彼女は相変わらず気持ちよさそうにわけのわからないアニメの話をしまくってますが全く頭に入ってきません(もともと入って来てなかったのですが笑)。

 

「ようやく絞り出した言葉が〇〇ちゃんアニソン詳しそうだよね。〇〇ちゃんの歌聞きたいな。カラオケ行こうっか。」でした。

「カラオケ好き!あっ、でも今から行ったら終電なくなるね。」

「(マズい…。終わったか)」

「明日休みだしいっか。オールできる?」

「俺も明日仕事遅いし(嘘)、大丈夫だよ。」

なんとか首の皮一枚つながりましたが、カラオケオールだけは阻止しなければなりません。(わけのかわらないアニソンを一晩中聞かされるとか地獄です)

 

この子、めちゃくちゃカラオケ好きのアニメ好きなので聞いたことのないようなアニソンをご機嫌で歌いまくります。

(まずい…。これはカラオケオールの流れだ。ていうかもう二時間くらい経ってる。終わる気配無いぞ。)

 

自我の崩壊の危険を感じた私は奥の手マッサージルーティンを発動します。自分はマッサージはガチで上手いので眠りに誘えるのです。

 

「気持ちいい…眠くなってきた。」

 

(勝った!)「さすがに眠くなってきたね。ここじゃ寝にくいし、眠れるところ行こうか。」

「うん。」

 

解放感と安堵感と期待感が入り混じりながらのホテル輸送。

 

しかし、ホテルに入ってからも非モテ過ぎてギラツキ方がわかりません。なんか普通に寝る流れになります(笑)

「おやすみ。」

「おやすみ。」

 

(マズい。このままではマジで寝る流れだ。どうすればいいんだ。)

 

おそるおそる顔を見るとマジで寝かかってます。

「ええい。ままよ。」

キス!

「ん…。」相手も返してきます。

ていうかあっちから舌を入れてきてドエロ女に豹変です。

 

当時は経験不足過ぎて無意味に神経をすり減らしまくりました。うじうじしてなかなか打診ができませんでした。

でも女の子が二度目に男と二人で会う場合、ある程度あちらもそれを望んでることが多いのです。

 

今ならかわる。その時の自分に言ってあげたい。

「女性もセックスが好きだし、お前と喜んでセックスしたがってくれる女性って意外と少なくないんだぜ。」って。

 

 

 

 

 

ペアーズで作った2人目の彼女と別れた話

彼女と付き合ってた半年間は本当に幸せでした。

 

些細なことでめちゃくちゃ喜んでくれる、「一緒にいたい」って言ってくれる、バレンタインに死ぬほど頑張ってくれる、会うだけで笑顔になってくれる…。

「これ以上の幸福って世の中にあるの?」

生まれてから三十年以上の間、この幸福を知らなかった男は心底そう思ったのでした。

 

しかし、そんな幸福の最中にあっても常に一つの不安が頭に居座り続けました。

それは…

 

「活動を止めてしまえば非モテコミットして嫌われれるのでは…」

 

という不安です。

 

また30年以上もの間かけて築き上げた自信のなさも不安に追い打ちをかけました。

「たまたまかわいい彼女ができた。でも男としての魅力が上がったわけじゃない。本当にこのままで大丈夫なのか?」

 

また、活動で納得のいく成果をまだだせていたわけでないので、

「こんな中途半端な状態で終えてしまっていいのか?」

という思いもありました。

 

彼女と過ごす時間が大幅に増えたため、活動に費やす時間は大幅に削られましたが、非モテコミットにならないようにちょろちょろと活動は続けました。

 

ペアーズはほとんど触らなくなりましたが、ストをしたり、他のアプリで少し他の女の子と遊んだりして非モテコミットに陥らないようにしました。

 

しかし、彼女の束縛が日に日に強くなってきます。時間が侵食されストにもネトにも満足にコミットできない状態になります。

 

また、自分は生粋のβ(やさ男)であり、彼女があまりにも良い子過ぎるので日に日に罪悪感が募っていきます…。

 

「このままじゃだめだ。完全に彼女に専念し、活動をやめるか?それもとも 彼女と別れ、活動を続けるか?」

甘ちゃんのβマインドの自分にはこの二択しかありえませんでした。彼女に嘘をついて活動を続けるのは精神的に限界でした。

 

「恋愛工学で何を学んだんだ!」と工学生の先輩に怒られそうですが、自分の中の判断枠組み「自分がやられて嫌なことは他人にもしない」が勝ちました。生まれながらのβなんです。

 

そしてあろうことか、悩みに悩んだあげく、あんなに良くしてくれた彼女との別れを選びます。α擬態した自分ではなく、非モテβのままの自分を愛してくれている心の奇麗な彼女を。

 

ムチャクチャ泣かれたし、ムチャクチャ泣きました。今でもこの選択は完全な「不正解」だと思います。

 

30年以上「正解」ばかりを選んできました。その「正解」がクソ非モテの自分を作りました。「正解」は自分にかわいい彼女を与えてはくれませんでした。

彼女を与えてくれたのは「不正解」だったのです。

 

生まれた時から与えられてきた正解(central  dogma)に抵抗する(against)方向に歩き始めてしまっていました。その先には「正解」も「幸福」もないのかも知れない。

 

でも、もう引き返すことはできなくなっていたのです。

 

 

 

ペアーズで人生二人目の彼女ができた話④

翌日、クリスマスの朝。漫画喫茶で目覚める。真っ暗だ。今年も俺のサンタクロースはいない。

 

そういや今日も昼から会うのだった。妹と…。

「何やってんだろ?」って思いながら漫画喫茶を出て電車に乗り込む。

泥のように寝てたはずなのにまだ寝足りない。電車の中でも爆睡。

 

家に帰って風呂に入りまたワックスをつけて(ちなみ30年以上ワックスを全く使ってきませんでした笑)、また電車に乗ってリターン。妹に会いに。

「何やってんだろ?」気が重い。ていうかこれってガッツリ「非モテコミット」じゃないのか…。

 

待ち合わせ場所で800に会う。いつもと変わらない、でもやっぱり少しだけ気まずそうな表情。でも相性がいいので話し始めるとなんだかんだ自然な空気に。やっぱこの子が好きだわ。

 

昨夜のことが無かったかのように楽しくランチを食べて、手を繋いで街を歩く。どうみても恋人じゃないか…。なんで「兄妹の関係」なんていうバリアを貼られたんだ。

 

やっぱりちゃんと話さないといけない。でも触れてしまうとこの楽しい時間は粉々に吹っ飛んでしまうかも知れない。怖い。震える。

 

ずっと「失敗は悪だ」と言われて育ってきた。そのせいか、失敗に怯えて何もできない臆病者の非モテになってしまった。

 

父親に何か教えてもらうとき、いつも失敗するたびに怒られた。「言う通りにやらないからだ。俺の言う通りにやれば失敗なんて絶対しないんだ。」気づけは何もやらなくなっていた。やったら失敗する。失敗したら怒られる。ならやらない方がましだ。

 

人に教える経験をして思う。父は人間としては立派な人だったかもしれないが、教育者としては最低だった。人と機械の違いは、失敗するかしないかだ。個性とはその人の失敗の集積だ。失敗の数だけ個性豊かな人間になれる。

 

失敗は銀のエンジェルだ。それ一つだけでは何の価値も持たないが、たくさん集めると金のエンジェル(=成功)と同じ価値を持ち、宝物と交換してもらえる。

ただし、行動をしなければ金のエンジェルも銀のエンジェルも貰えない。一生成功に近づくことはない。怖くても進むんだ、俺。

 

「あのさ、昨日の話なんだけど。」

「何?」

 

空気が変わる

 

「やっぱり、俺は800のことが好きだ。妹としてじゃなく、女として。だから兄妹の関係では見れない。」

「…私も好きだよ。でもね…。」

 

本当のことを話してくれた。彼女はセックスにトラウマを抱えていた。最初に乱暴にされたこと。そこから怖くなっていつもセックスの匂いがすると怖くなって逃げてしまうこと。…クリスマスに話す話題じゃない(笑)

 

「そうだったのか…。それはゆっくりでいいよ。俺はセックスがなくても800と一緒にいて楽しいし付き合いたいと思う。」

「本当?ありがとう…。」

 

こうして、紆余曲折を経て、華麗な非モテコミットを決めて(笑)付き合うこととなりましたとさ。

 

本当に女心はわからない。何事もやってみないとわからない。

 

ペアーズで人生2人目の彼女ができた話③

前回、完全にセクトラを失敗し正直「もう終わったかな…。」失望していましたが、LINEも返って来るし、次のアポも取り付けられました。

 

しかし、そのアポが破綻。仕事の研修が入ったとかで行けなります。リスケを試みるものの、暫く忙しくて無理とのこと。

嫌な予感しかしません。(これは知ってるぞ。このまま音信不通になるパターンや。)

 

その後、日を置いてクリスマス打診し、25のアポをなんとか取り付けます。

 

良かった首の皮一枚繋がってるぞ…。

そして、アポの一週間前にあちらから「24の夜も会いたい。」という逆打診。

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ここで決める!

 

当日。彼女が行きたいと言うところがあると言うのでそこに行きますが閉まってます。

若干テンション下がりつつも急遽近くの別の店へ。

 

3回目のデートでも会話に困るようなことはなく、とにかく相性がいい。

クリスマスプレゼントも喜んでくれて、いざ、告白。

「800のことが好きだから付き合って欲しい。」

「私は兄妹みたいな関係がいい。兄妹みたいな関係でいいなら明日も会うし、それが無理ならもう会わない…。」

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「えっ?本気で言ってるの?」

「ごめんね…。」

 

頭の中が真っ白になりました。わけがわかりません。出会い系アプリで会って、キスもして、クリスマスイブの夜にまさかこんなことを言われているなんて…。まさかの友達フォルダに入ってるなんて。

 

恋愛工学を学んで少しは変わったつもりだった。友達フォルダに入れられないように2回目からセックストライを試みた。

 

会話も楽しくできた。なのにここに来て…。やはり俺は永遠の非モテなのか。何をやっても非モテ非モテでしかないのか。

 

人を人とも思わないクズαどもがクズな行為をしてもモテまくり、俺たちβは永遠に非モテスティグマと供に生きる十字架を生まれながらに背負っているのか…。

 

全く想定外の答えにどうしていいのか分からず、「ど、どうして?俺が嫌いになったの?(;_;)」とα擬態など忘れて取り乱し、涙目で訴えます。

 

「嫌いじゃないよ。でも…」

「でも?」

「…」

「わ、わかった。兄妹でいいよ。だから、明日も会おう。」

 

自分でも何がしたいのか全くわかりませんでしたがそう言う他思いつきませんでした。

 

彼女を家に送り届け、その時にはとっくに終電は無く、徒歩20分かけて漫画喫茶にたどり着き、クリスマスイブを漫画喫茶で一人寝て過ごします。

 

「なんだ、去年のクリスマスと変わらないじゃないか…。」

 

部屋に着くと倒れ込み、惨めな自分を隠すように闇に紛れます。

 

ペアーズで人生二人目の彼女ができた話②

2回目のアポ。師匠のメソッド通り、2回目はディナー→打診。(師匠はその後バーに行ったりする王道パターンでしたが、自分は金使いたくないのでバー行ったことありません笑)

 

イタリアンのホテルに近い(てゆうか真ん前)店をとります。カウンター横並びを確保。

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やはり相性が良すぎるので、緊張もしないし、話が途切れたり気まずくなることがありません。α擬態もする必要なく、素の自分で食いつきがあります。

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「俺たち、トマトとモッツァレラチーズみたいだね。」は軽くスルー笑

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店を出たら前がホテル。指差しながら

「二人きりで話そっか。」

「えっ…、ショック…。行かないよ。ほんとショックだ。」

 

…えっ!?あんなに食いつきあったのに!?こ、これはマズい空気だ…。

 

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「年頃の男女だし、いいなと思ったらそうなるのって当たり前じゃない?」

「でも付き合ってもないのに、早いよ。誰でも誘ってるんでしょ?」

 

風向きが悪すぎる。バッドゥウィドュムだ。

 

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「じゃあカラオケ行こ。」

「…カラオケなら…。」

 

首の皮一枚繋がった…。今ならこんなことでは動揺しないのですが、当時はめちゃくちゃ動揺してました。非モテ臭出しまくってたと思います。

 

なにはともあれ、カライン。巻き返せるか…。

 

「カラオケはギラつく場所。」「アポってセクトラ!」この2つを座右の銘にしてた自分は、カラでもギラつきます。

 

ハグはノーグダ。キスもノーグダ。寧ろ自分の上に座ってキスという「サービスタイム方式」。

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※脱いではいません笑

 

「勝った。」そう確信し、

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再度打診「二人になれるとこ行こうか。」

 

どうだ!?

 

「え?行かないって行ってるじゃん。」

 

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もう引き下がれないので、この後押し引きを繰り返すも(押してばっかりだったけど)意思は固く、時間切れ終了。まさかの完敗。

 

「終わった…。やはり俺はただの非モテで終わるのか。非モテを全うする運命なのか。生まれながらの非モテなのか。」

 

地球上のありとあらゆる神を憎悪し、絶望に打ちひしがれながら帰宅、布団に倒れ込みました。