ドβがストナンからやるとトラウマになる。
前回からめちゃくちゃ空いてしまいました。
前回の記事で晒したように、そこらの非モテ自慢が可愛く見えるほどに、自分は日本でも有数の非モテだっだわけですが、去年の1月頃恋愛工学と出会い戦慄します。
「そうだったのか。そうだったのか…。なんでおれはあんな無駄な時間を…。」と『僕は愛を証明しようと思う』を読みながら三井してました。(マジで泣きました)
「あんなに尽くして、あんなに優しくして、あんなに愛を注いだからこそキモがられたのか…。」このことに気づくまで30年以上かかったのです。
やることは決まってました。もちろんナンパです。しかし、日本代表のドβ非モテがナンパなんてできるはずありません。ネットで調べたら出てきました「初心者でも誰でも楽しくナンパできる」というページが。
講習料1万6000円は正直「クソ高いな。」と思いましたが、とりあえずやってみないと始まらないので即申し込みました。その時は本を読んだ直後で勢いがあったのです。
当日、大阪のビッグマン前で講師の方と待ち合わせ。出てきた人を見てビックリしました。「ん?この人?」
現れたのはオシャレの空回ってるダンカンみたいな人。
そして第一声は「手ぶらですか?手ぶらはマズいでしょ。紙袋でも買って下さい。」
「えっ?この人に教わるの?俺からみてもダサいんだけど。ていうか今時手ぶらって普通でしょ。紙袋の方がおかしいやん。」と思ったけどもちろんドβなので(ていうか生徒なので)言いません。(…ていうか言ってよ。講習前に「どんな恰好で行けばいいですか?」って聞いた時お前何も言わんかったやんけ)
喫茶店で講習を受けます。はっきり言って道徳みたいな内容かつネットで得た情報よりもレベルが低く、教え方もクソわかりにくくて地獄のような時間でした。
あげくに「ファッション変えた方がいいですね。その服装でナンパするのはキツイです。」とめっちゃ服装にダメだし食らいます。そして具体的なアドバイスはなし。
ファッションのアドバイスも欲しかったのですが、正直「レインコートみたいな服着てる人に言われても…。」ってのが正直な気持ちでした。もう一人のリピーター受講者もなんかヒッピーみたいな恰好してるし…。
そして恰好にダメ出し食らって、テストステロン値が底の底の状態で実習スタートです(笑)
まず講師の方が実演。人の好さそうな地味な子に行きオープン→平行トークも番ゲならず。
「じゃあ次行って下さい」と自分の番です。
「えっ?何て話かけたらいいんですか?(座学で教わってないぞ。道徳ばっかりやってw)」
「「こんにちは。とても奇麗だったので声かけました」って言って後は適当に話して下さい!」
「えっ?(その後どうすんだ…)わ、わかりました」
その後指名されてナンパします。正直、声掛けたくない子ばかり指名されて苦痛でしたが指名されたら行くしかありません。
いくつかオープンしますが「こんにちわ。とても奇麗だったので声かけました」の後を教わってないのでそこでthe world します。時が止まります。
何言っていいかわからないので必殺ライン打診です(笑)当然めちゃキモがられて「すみません」と言って逃げられます。嫌な汗をかきました。俺は何をやっているんだ?
その後先輩もガンガン声かけして、講師の方も実演されてましたが全てガンシカでした。
そのままタイムアップ。何も得るものもなく、それどころか1万6千円払って後に残ったものは「ナンパ辛い怖い、二度度やりたくない」という気持ちだけでした。
こうして自分の初ナンパ講習「初心者でも誰でもナンパが嫌いになる講習」は幕を閉じました。
ここで学んだ教訓は
①ド非モテβにストナンはハードルが高すぎる
②講習はとても高いのでちゃんと情報をとって選ばないといけない
ということです。
ちなみにドβの場合、一度や二度講習受けたくらいでは絶対にナンパできるようになりません。そのくらいストナンはβにとってはべらぼうにハードルが高いです。
まず筋トレやオナ禁をやってテストステロンを高めて、街コンやネトナンで女性経験を積むべきです。